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機械魔術Fes.ブログ【出演者第五弾告知】木魚、Neurotic Doll(ニウロティック・ドール)

act5写真

2019年開催の機械魔術フェス第壱回、出演者第五弾告知です。

木魚
https://lovemokugyo.jimdofree.com/info

 

Neurotic Doll(ニウロティック・ドール)

https://www.facebook.com/neuro.pre30th

 

第五弾告知は共に今年結成35周年のこのバンド2組。

1組目は、木魚。
80年代に大人気を博したインディーズレーベルのナゴムレコードから作品をリリース。有頂天、筋肉少女帯、人生と共に大人気でした。ナゴムのカラーであるコミカルな楽曲や演出を持ち味としてたのですが、木魚が凄いのはこの時代の笑いに対して下ネタ等に一切頼らずいち早く「脱力」、「シュール」な感性を盛り込んでいた所です。それは楽曲のコンセプトにも通じておりまして、ショボいリズムボックスを使ったり、やけに長いイントロでしかも展開がなかったり、安心する音圧と構成を使わない新鮮なサウンドでした。
これらの独自の感性がナゴムの人気が衰退した時も、変わらず木魚にはファンが離れず増え続けていた理由と思っております。

 

2組目は、Neurotic Doll。
ポジティヴ・パンクのブームが日本にも押し寄せ、インディーズシーンにも数々のバンドが登場し、ゴシック・ファッションで装飾した多くの若者達が夜の街を彩りました。大ブームの中のバンドは皆さんもご存知であろう名前が多いので割愛しますが、メイン・ストリート以外でも独自の祭りで松明を燃やしていたバンドが多々ありました。そのひとつがNeurotic Dollです。音楽や、ステージ演出で彼らが独自と感じるのは、大聖堂で行われた物ではないが洞窟や民家の中で行われた異端の儀式という、小さいからこそ消すのが困難な炎の怖さがある所でしょう。メンバーチェンジを繰り返し、過去の在籍者にカジヒデキや、DIP THE FLAG〜dipのメンバー等、著名なアーティストがいた事も知る人が多いと思います。